全国遺跡資料リポジトリ・シンポジウムのご案内

■テーマ:
文化遺産の記録をすべての人々へ! ―発掘調査報告書の電子化と公開を考える―
■日 時:
平成24年11月15日(木)13時〜17時30分
■会 場:
大阪大学附属図書館 総合図書館ホール
〒560-0043 豊中市待兼山町1-4
■主 催
全国遺跡資料リポジトリ・プロジェクト(国立情報学研究所CSI委託事業≪領域2≫)
■共 催:
大阪大学附属図書館,島根大学附属図書館
■後 援:
国立情報学研究所,デジタルリポジトリ連合(Digital Repository Federation:DRF), 独立行政法人 国立文化財機構 奈良文化財研究所,日本情報考古学会
■対 象:
自治体文化財担当者, 一般市民,大学教員,学生,大学図書館員ほか
■参加費:
無料
■定 員:
約100名
■趣 旨:
 遺跡資料リポジトリ・プロジェクトは遺跡の発掘調査報告書を電子化して公開するプロジェクトとして、2008(平成20)年にスタートし、今年で5年目となります。発行部数が少なく、入手が困難な灰色文献としての発掘調査報告書を、必要とする人がいつでもどこでも利用できるようにすることを目指して、大学図書館が自治体の文化財担当部署と連携しつつ推進しています。プロジェクト開始以来、取組みは22府県に拡大し、約12,000冊近くの報告書を電子化して公開しました。
 4年間の取組みを通して、報告書の利用促進を図る上で電子版報告書の有効性が確認されるととともに、保存媒体としての印刷版報告書の必要性も共通の認識として共有されました。また、東日本大震災後の被災文化遺産の調査・復興支援の活動において、遺跡資料リポジトリを活用した情報提供が有効であることも認識されつつあります。その一方で、参加する自治体の拡大のためには、これまでのような大学図書館が仲介するモデルだけではなく、参加を希望する自治体が直接参加できるような枠組みの整備を進めることが課題となっています。
 本プロジェクトは、開始当初から国立情報学研究所の最先端学術情報基盤整備(CSI)事業の委託を受けて取り組んでまいりましたが、今年度が委託事業の最終年度となります。文化遺産を始めとする様々な文化資源のデジタル化が広範に、そして大きなうねりとなって進みつつある現在、遺跡資料リポジトリをそのような大きな流れの中に位置付けて見ることが必要です。これまでの事業の成果と課題を確認し、これからの本プロジェクトの将来を展望するためにシンポジウムを開催します。埋蔵文化財関係者や考古学関係者だけでなく、広く文化資源のデジタル化に関心を持つ方々の参加をお待ちしています。

【資料等】
予稿集(大阪大学学術情報庫OUKAへ) ポスター/申込書(PDFファイル:550KB)   
プログラム
12:30-13:00受 付
 司会進行 大阪大学附属図書館事務部長 奥田 正義
13:00-13:10開会挨拶 プロジェクト代表 田籠 博 島根大学附属図書館長
 共催機関 東島 清 大阪大学附属図書館長(理事・副学長)
第1部 遺跡資料リポジトリはどこまで来たか?
13:10-13:30報 告「遺跡資料リポジトリの現状と今後の計画」
矢田貴史 プロジェクト事務局(島根大学附属図書館)
13:30-14:10講 演「被災地の復興支援と遺跡資料リポジトリ」
菅野智則 東北大学 埋蔵文化財調査室文化財調査委員
第2部 遺跡資料リポジトリはどこへ向かうのか?
14:10-14:50講 演「国立国会図書館における遺跡資料―紙からデジタルまで」
村上浩介 国立国会図書館関西館 電子図書館課長補佐
14:50-15:10休 憩
15:10-15:50講 演「考古学アーカイヴと遺跡資料リポジトリ」
赤塚次郎 愛知県埋蔵文化財センター 
15:50-16:30講 演「遺跡情報記録と発掘調査報告書」
森本晋 奈良文化財研究所 文化財情報研究室長
第3部 パネルディスカッション
16:30-17:30パネルディスカッション コーディネータ:笹本正治 信州大学附属図書館長(副学長)
パネリスト:菅野智則,村上浩介,赤塚次郎,森本晋,矢田貴史
18:00-19:30情報交換会
各講演等資料は、大阪大学学術情報庫OUKAで公開しています。

【お問い合わせ先】
遺跡資料リポジトリ推進会議事務局:
島根大学学術国際部図書情報課
TEL : 0852-32-6085,6088 FAX : 0852-32-6089
mail: rar@lib.shimane-u.ac.jp
会場館連絡先:
大阪大学附属図書館 学術情報整備室(電子コンテンツ担当)
TEL : 06-6850-5071 FAX : 06-6850-5052